屋島おおはら内科・
消化器内科クリニック

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甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症とは

甲状腺機能低下症とは、代謝をつかさどる甲状腺という喉のあたりにある臓器の働きが低下し、甲状腺ホルモンの分泌が不十分になる病気です。
血液検査で、甲状腺ホルモンとそれを出すように命令を送るホルモンの値で診断を付けます。

甲状腺機能低下症の患者さんは、長期間にわたり甲状腺ホルモンの投与を受ける必要がありますが、定期的な血液検査で必要量の薬を内服していれば、日常生活に支障はほぼありません。

甲状腺機能低下症は珍しい病気ではありませんが、見逃されることも多々あります。特に高齢者に多く、なかでも女性多い傾向があり、高齢女性の約1割に発症するとも言われています。もちろん、いずれの年代でも発生する可能性はありますが、非常に重症の甲状腺機能低下症として、粘液水腫があります。甲状腺機能低下症には大きく分けて原発性と続発性があります。

• 原発性(甲状腺その物に病気の原因がある場合)
• 続発性(病気を引き起こすホルモンバランスの崩れが甲状腺に影響している場合)

原発性甲状腺機能低下症は、甲状腺自体の病気によって起こります。橋本甲状腺炎など甲状腺が徐々に破壊されて甲状腺機能低下症が発症する場合や、一過性の甲状腺の炎症、甲状腺機能亢進症や甲状腺がんの治療、ヨウ素不足、頭頸部への放射線照射、まれですが甲状腺が十分なホルモンをつくれなくなるか分泌できなくなるような遺伝性の病気があります。慢性的に続くことが多い病気ではありますが、その契機が急性に近く原因が分かりやすい亜急性甲状腺炎は、ウイルス感染により発生すると考えられています。

甲状腺機能低下症の比較的まれな原因としては、甲状腺細胞中の異常酵素が甲状腺の十分な甲状腺ホルモンの生産と、分泌を妨げる遺伝性の病気があります。続発性甲状腺機能低下症は、甲状腺を刺激するのに必要な甲状腺刺激ホルモン(TSH)が下垂体(脳にあるホルモン分泌をする小さな部位)から十分に分泌されない場合に発症します。続発性甲状腺機能低下症は、原発性より患者さんの数は少ないです。

症状

甲状腺ホルモンが不足すると、身体機能の速度が低下します。症状はかすかで徐々に現れます。うつ病の症状と間違われるものもあり、この傾向は特に高齢者でよくみられます。

症状としては顔の表情が乏しくなったり、声がかすれたり、話し方は緩徐(ゆっくり)になり、顔がむくみます(特にまぶた、目が顕著です)。その他、 毛髪は薄く、粗くなり、皮膚が乾燥、厚くなったりします。甲状腺機能低下症の多くの患者さんでは、疲労や体重増加、便秘を伴い寒さを訴える患者さんも多いです。脈拍は遅くなり、眉毛の両端が抜けてきます。症状がひどいと錯乱、もの忘れ、あるいは認知症など、アルツハイマー病や他の認知症と間違えられやすい徴候が生じることがあり、高齢者で鑑別診断が必要です。甲状腺機能低下症は、コレステロールの値が高くなるといった血液の異常も伴います。

診断

症状と身体診察での所見から、甲状腺機能低下症が疑われることが多いです。甲状腺機能低下症は、TSH(甲状腺ホルモンを出させる命令のホルモン)の値が高くなります。

まれにTSHが十分に分泌されないことが原因で甲状腺機能低下症がありますが、甲状腺ホルモンT4の値が低ければ、甲状腺機能低下症と診断されます。

治療

甲状腺ホルモンの補充が第一です。経口薬を用いて甲状腺ホルモンを補充することが一般的です。具体的には合成甲状腺ホルモンT4です。重症の粘液水腫性昏睡のような場合、合成T4かT3などを静脈内に注射します。

甲状腺ホルモンの用量が多すぎると副作用を引き起こすことがあるため、少量の投与から始め、最終的に必要量まで時間をかけて用量を増やしていきます。高齢者では副作用のリスクが高いため、治療開始時の量と増量の割合は特に少なくします。用量は血液中のTSHの値を見ながら調整していきます。また妊娠中は用量を増やす必要があります。内服さえしっかりとしていれば、日常生活に支障はありませんが、安定しているようでも代謝の関係で内服量を調整しなければならないこともあり、内科専門医を受診することをお勧めします。

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