屋島おおはら内科・
消化器内科クリニック

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C型肝炎

C型肝炎とは

C型肝炎とはC型肝炎ウイルス(heptitis C virus:HCV)の感染が原因で起こる肝臓の病気です。とくに問題になるのは、慢性的に炎症を起こし続けるC型慢性肝炎となります。

HCVの感染経路は主に血液を介して感染し、過去に輸血や医療行為、あるいは刺青や覚せい剤の静脈注射などによる感染が目立ちますが、それ以外の感染ルートもあり完全に把握しきれていないのが現状です。潜伏期間は2-14週間程度です。HCVが身体に入ると急性肝炎を起こし、AST、ALTの増減を繰り返す特徴があります。そのまま自然治癒してしまうこともありますが極めて稀で、ほとんどのケースで持続感染になります。この状態をキャリアといいます。慢性肝炎となり、その後も持続する肝細胞の破壊と再生の為に、約15-20年の経過で増悪、寛解を繰り返しながら肝硬変(肝臓が傷ついて硬くなってしまうこと)に進展し、最終的には肝癌(肝細胞癌)を引き起こし、生命を脅かします。

症状・診断

C型慢性肝炎では、一般的に自覚症状を認めることは少ないです。線維化が進行し、肝機能が低下すると慢性の倦怠感や易疲労感を覚えるようになります。またC型肝炎は肝臓だけでなく、肝臓外の病気を高率に合併します。

肝臓外の病変は増殖性疾患(悪性リンパ腫などの癌)、皮膚疾患、心疾患、自己免疫疾患と多岐にわたります。肝機能が正常であるため、健診で指摘されないこともあります。自治体で助成されている検査を受けることが重要かもしれません。

診断

C型慢性肝炎の診断方法として、血清中のHCV抗体(C型肝炎ウイルスと戦う兵隊)の検出、HCV蛋白およびHCV核酸の検出があり、一般的に最初のスクリーニングではHCV抗体を調べます。肝炎がどれほど肝臓を痛めているかの評価する為に、血液検査にてAST、ALTなどを調べます。

ALTが高いほど炎症が強く起こっており、肝硬変になるスピードが速いと考えられています。血小板数が低くなってくると肝硬変が疑われます。また肝臓生検などと違い、血液検査でヒアルロン酸、Ⅳ型コラーゲン、Mac-2結合蛋白糖鎖修飾異性体(M2BPGi)などの肝臓線維化マーカーなどで身体の負担をかけずに調べることも可能になってきています。遺伝子型で以前は治る可能性にかなりの差がありましたが、最近は薬が改良されて、どの遺伝子型でもかなりの確率で治るようになってきました。

放置する症状が軽いままに肝硬変、肝癌を引き起こします。肝硬変になると倦怠感、腹水(おなかに水が溜まること)、肝性脳症(頭がボーッとすること)などを引き起こし、場合によっては生命に関わる怖い病気です。

治療法

C型肝炎の治療目的はHCVを身体から排除することです。以前は数値でALTが31以上でなければ治療適応でないとされていましたが、今は感染していれば治療適応となります。

治療法も昔はインターフェロンという注射を使い、発熱や倦怠感を伴い治療成功率も50%前後でしたが、薬の改良が進んだおかげで、今では飲み薬のみでほとんど副作用もなく治療が終了します。このウイルスを排除する薬は非常に高価ではありますが、肝癌がなければ、医療費助成を受けることで、実際に支払う金額は少額で済みます。

原則的には肝臓専門医でなければ、この助成金申請を行うことが出来ないこともあり、一度、自治体で助成が行われている肝炎ウイルス検査を専門医のところで受ける際に御相談してみてはいかがでしょうか。HCVが一度排除されれば再発することはまずありません。

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